「心象風景」をキャンパスに描く
吉田花子氏の作品は抽象絵画である。
しかしどこか日本画に通じる「何か」を感じる。
無論、岩絵の具を使っているわけでも花鳥風月を描いているわけでもない。
しかし、「やさしさ」というか「やわらかさ」というか、どこか日本画の持つ「日本人の心に響く何か」が感じられるのだ。
それは心に浮かんだ「イメージ」 を捉えて絵にしているから。
日本の近代絵画を代表する日本画家・東山魁夷は「心象風景」を描いてきた。
ゆえに日本人の心に響く名作を数多く残してきた。
東山魁夷をたとえに出すのはいささか大げさではあるが、しかし吉田氏の作品もまた、
その大画伯と同じく心象風景を捉えて描いているのだ。
氏の作品から日本画の空気を感じるゆえんはそこにあるのかもしれない。
「Living with ART」
『記憶の中にある場所や時間、人との出会いから抽象的なイメージが生まれ、
私は、そのイメージを様々な素材と技法で表現しています。
本作『Relax 2024』は、家族がリビングルームでくつろいでいる様子、空気感を表しています。
窓からの暖かな陽射し、爽やかな風が肌にふれ、会話がはずむ心地よい時間が流れています。
このアートをご自身のその日の気分で楽しんでいただけたら嬉しいです。』
― 吉田花子
吉田氏は自身の作品に対してこんなことを言っている。
「私の絵を観た方が、いっしょに暮らしたいと思える作品であることをたいせつにしています。
応援されているように思える絵が描きたいです。」
「絵は生きているかの様に、その時々で違って見える。それは、絵は観る人の心の状態を写すものだから。」
「抽象画の楽しさも伝えていきたいし、何よりも絵と一緒に暮らす日常の豊かさを味わってもらいたい。」
アトリエでの制作風景
ACTUS 青山本店での個展風景(2022)
ACTUS 青山本店での個展風景(2024)
アートフェア「KIAF Soul 2023」での吉田氏と作品
ドイツのキッチンメーカー「SieMatic」のショールームに飾られた吉田氏の作品
麻布台ヒルズの大垣書店での個展(2024)
TORY BURCHとのコラボ作品制作中の吉田氏
作品サイン
商品情報
●サイズ(約):作品/縦97.0×横162.0cm(M100号)、パネルの厚さ/3.0cm ●重さ(約):15kg ●素材:アクリル絵具、油絵具、木炭、クレパス ●仕様:画面右下に直筆サイン
- 品番1
- 0002-7341G
- 吉田花子
- プロフィール
1988年 東京生まれ
父は現代美術家、母はインテリアデザイナーという家庭で、
幼少期から国内外のアートやデザインに触れながら育った
大学在学中の2011年に初個展開催以降毎年開催
2012年 成城大学文芸学部芸術学科 卒業
【個展】
2011-2013年 「Secret Garden1st-6th」 (西武渋谷店・東京各所)
2014-2023年 「吉田花子展」(東京・ギャラリーQ)
2017-2019年 「DESIGNART TOKYO」(TORY BURCH ・Sie Matic ・ apero )
2022年 第 1 回 art project「吉田花子の抽象絵画の世界」(東京・ACTUS 青山本店)
2023年 「Season」(京都・堀川新文化ビルヂング NEUTRAL)
2024年 「Season-記憶に漂う季節-」(東京・ 麻布台ヒルズ 大垣書店 NEUTRAL)
2024年 第4回 art project「吉田花子の抽象絵画の世界」(東京・ACTUS 青山本店)
【アワード】
・ 「第7回 Next Art 展」(2017年) 入選
・ 「シェル美術賞 2018」(2018年・国立新美術館)入選
・ 「FACE 展 2021」(2021年・SOMPO 美術館)入選
・ 「新世代への視点2021」 優勝
・ 「FACE 展 2022」(2022年・SOMPO 美術館)入選
【アートフェア】
2021年 「3331 ArtFair 2021」 3331アーツ千代田、東京
2022年 「3331 Art Fair 2022」 3331アーツ千代田、東京
2023年 「Kiaf SEOUL 2023 」 江南・SEOUL
【作品所蔵】
CANAL CAFE・AREAtokyo・Oakwood shinagawa Hotel・HIYORI HOTEL NAMBA・PROUD 荻窪三丁目
・BRANZ参宮橋・オウカス世田谷仙川・オーベル目黒 他
その他 企業、個人邸コミッションワーク多数
※お届けまでに約3週間お時間をいただきます
※本作品はパネルのままです
【作品取扱注意点】
・水に弱いため湿気があるところなどでの展示はお控えください
・重量があるため展示場所の耐久性の事前確認が必要です(作品重量約15kg)