JALアートサロン特選『人間国宝 井上萬二が作る“究極の美”』
たくさんの実を付けることから豊穣の象徴とされ、古来から吉祥文として愛された「葡萄文」が見込み部分全面にたっぷりと描かれた作品。寸分の違いも感じさせない輪花の縁取りがその技術の高さを物語るとても優美な姿をした花生けです。
井上萬二窯
『名陶無雑』の書が飾られた作品展示室
―「名陶無雑」の境地―
加飾に頼ることなく作品の「かたちそのもの美しさ」を追求する白磁の第一人者、井上萬二氏は轆轤(ろくろ)の名手として長年にわたりその技を称えられてきました。氏の「座右の銘」である『名陶無雑』の心で白磁の神髄を追い求め、今日まで作品制作に向き合ってきた氏が生み出す作品は、用と美を兼ね備えた端正で清麗、凛とした中にも温もりを感じられる逸品です。
JALアートサロン特選品
商品情報
●サイズ(約):径36cm×高さ11cm ●重量(約):3.4kg ●付属品:共箱付き(作家直筆署名入り) ●日本製(佐賀県・有田町)
- 品番1
- 0002-7105G
- 井上萬二(いのうえ・まんじ)
- 昭和4年佐賀県生まれ。15歳で海軍飛行予科練習生に入隊。復員後、17歳で柿右衛門窯に弟子入りし、初代奥川忠右衛門に師事。県立有田窯業試験場での勤務、米国ペンシルべニア州立大学の焼物の講師を経て、昭和46年に独立し、現在の井上萬二窯を開く。平成7年重要無形文化財「白磁」保持者(人間国宝)に認定される。平成9年紫綬褒章受章、平成15年旭日中授章受章。活動は国内だけに留まらず、アメリカ、ドイツ、ハンガリー、モナコ、ポルトガル、ポーランドなど、世界各国で多数の個展を開いている。現在、日本工芸会参与、有田町名誉町民。
※お届けまでに約3週間お時間をいただきます。
※皿立ては付いていません