2025年干支、「蛇」がデザインされた祝いの一杯にぴったりな赤ワイン
ハーシュが持つ畑の中で最も古く、最も優れたブロックのブドウの中から選ばれた最良のピノ・ノワールです。ハーシュの最高峰で生産量も極めて少ない数量限定のワイン。2020年ヴィンテージは、赤系果実の味わいで、熟したイチゴやプラムのニュアンス。空気に触れさせると、オレンジピールやセージ、アニスの香りが広がります。果実味は繊細ですが持続性があり、エレガントなフィニッシュ。
〈慧眼の持ち主、デイヴィッド・ハーシュ〉
ハーシュ・ヴィンヤーズは、現オーナーであるデイヴィッド・ハーシュによって1980年にカリフォルニア州の北部沿岸に位置するソノマに設立されました。今日では、ソノマはカリフォルニアの銘醸地ナパに次ぐ人気を誇る生産地ですが、当時は「寒すぎてブドウが育たない土地」と言われていた時代。そんな時代から先見性を持ち設立されたハーシュ・ヴィンヤーズは1990年代以降、カリフォルニアのトップ生産者たち(ウィリアムズ・セリエム、キスラー、フラワーズなど)が目をつけ、瞬く間にソノマを代表する畑となりました。現在はデイヴィッドの愛娘ジャスミンが醸造責任者を務め、2021年にワイン&スピリッツ誌にて世界トップ100ワイナリーに選出、また2023年には“ラッシェン・リッジ ピノ・ノワール”が、ワイン主要評論家のジェームズサックリングとヴィノスにて100満点を獲得し、ジェームズサックリングからは全米No.1ワインに選出されました。そして2024年には、世界的影響力を持つワイン誌、ワイン・スペクテーター誌が世界の優れたテロワール20選の中にハーシュ・ヴィンヤーズを挙げ、ますます注目を集めています。
〈ハーシュ最大のこだわり、“畑の細分化”〉
ハーシュが所有する約30haの畑は、地形や土壌によって細かに分かれており、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイに匹敵するほどです。これほど多くの土壌を生み出しているのが、米国の太平洋岸沿いに北北西から南南東に走る、長さ1,000キロ以上の大断層“サンアンドレアス断層”です。断層付近は、プレートがぶつかり合うことで土壌が入り組んだ形になります。ハーシュの畑では、これら複雑な土壌をブロック分けし、それぞれの地質学的特徴に合わせたブドウの栽培、さらにはワインの醸造も区画ごと分けて行います。テロワールを最大に生かし、ブドウ本来が持つ個性を引き出すのがハーシュのスタイルです。
商品情報
- 品番1
- 0002-2736K

- ハーシュ・ヴィンヤーズ
- ハーシュ・ヴィンヤーズは、1980年デヴィット・ハーシュが、ソノマコーストでも最も冷涼な地区の西ソノマにブドウ園を設立しました。ウィリアムズ・セリエム、キスラー、フラワーズなどカリフォルニアのトップワイナリーにぶどうを供給していた大地主です。2002年から自社ワインのリリースをはじめました。ハーシュ・ヴィンヤーズの畑のあるサン・アンドレアス断層付近は土壌が多様で、天気も移り変わりが激しいため、畑やヴィンテージによって違ったキャラクターが楽しめます。全米の有名レストランのプライベート・ラベルも作っており、オバマ元大統領も行きつけのレストランで愛飲しているお気に入りのワイナリーです。