釜で炊いたもち米をすりこぎで粒を残して搗き上げ、自家製のつぶあんを包んだ、知る人ぞ知る”熊野本宮”伝統の持ち菓子です。

紀伊山地の霊場を結ぶ参詣路『熊野古道』は古くから熊野詣での人々が行き交った信仰の道です。奥深い山々を縫うように続くこの道沿いの村々に、今も受け継がれている素朴な餅菓子があります。もち米をせいろで蒸さずに釜や鍋で炊き、臼・杵を使わずその中で仕上げるというもの。巡礼の目的地、熊野本宮大社が鎮座するこの地に伝わる「釜餅」はこうした昔ながらの製法を引き継ぎ、釜で炊き上げたもち米の粒々感を残して搗きあげ、甘さ控えめの粒餡をふんわりと包んでいます。柔らかい独特の食感と素朴な味わいが身上です。 熊野本宮・釜餅の3種（よもぎ、古代米、くるみ）のセットです。

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  熊野本宮大社の旧社地にある大鳥居の前で、餅米を栽培しています。

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  「よもぎ」
  蓬をたっぷり搗きこみました。爽やかな緑色と香りが特徴的な定番の釜餅です。
  「古代米」
  黒米と一緒にもち米を炊き上げました。美しい紫色と粒々食感が楽しめます。
  「くるみ」
  香りの良い釜炒り茶で炊き上げたもち米に胡桃の存在感があります。
  室温で約3時間自然解凍させてお召し上がりください。