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[菅原青生]デジタル版画『今を生きる』

『柔らかいタッチで独特の世界観の作品を制作』
99,000円(税込)
90,000円(税抜)
積算 900 マイル (1倍)
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[菅原青生]デジタル版画『今を生きる』
99,000円(税込)
積算 900 マイル (1倍)
※作家直筆サイン、エディション番号入り(エディション番号はお選びいただけません)
※限定20点
※返品不可・交換不可の製品となります。

『柔らかいタッチで独特の世界観の作品を制作』

原画は菅原青生氏が「JALアートサロン」のために描き下ろしたオリジナルピース。

『今を生きる』は、木工職人が椅子を制作している場面を捉えた印象的な作品である。
男性とも女性ともとれる職人が画面いっぱいに描かれている。作家がどこまで意識をして制作したかはわからないが、
“ジェンダーレス”“性別による職業差別”、あるいは“若い人の手仕事離れ”“制作工房の後継者問題”など、
まさに今の時代に問題になっていたり指摘されているようなことが、少なくとも筆者には読み取れる作品である(難しく解釈し過ぎか?)
とはいえ、タイトルを『今を生きる』としたことからも、少なからず作家である菅原氏にも「その思い」もあったのではなかろうか?

この作品で特に目を引くのは職人の大きくゴツい手。構図的にもアンバランスとも思えるこの大きな手は、
主役が男であれ女であれ、多くの時間と労力をかけて磨かれた技術と経験を示しており、その力強さと精緻な手の表情が
作品全体に生命を吹き込んでいる。
さらにカンナの切り屑が舞い上がる様子は、職人の集中力と熟練した技術を象徴し、今まさに「創造の瞬間」を生き生きと描き出している。
色がモノクロであることもまた「その瞬間」をとらえているようでいい。パワーも感じられる。

本作品は、単なる木工作業の描写であることを超えて、職人の内面の情熱や誇り、そして手仕事を通じて得られる喜びを表現している。
また観る者には、手作業の美しさや物を作り出すことの意味を再考させるきっかけを提供している。職人の手から生み出される椅子は、
過去から未来へと受け継がれる技術と文化の象徴であり、作品タイトル「今を生きる」は、そんな伝統が今この瞬間にも続いていることを
強く訴えかけているのである。

『作家の想いを作品として表現』

「今を生きる」
日本には各地にモノ作りの名人がおられます。今回、木工職人の繊細で美しい曲線や細やかな質感を生み出す
手仕事のようすを描きました。
「今」という瞬間に集中して鉋をかけている姿は神々しさを感じます。 温暖化により木が少なくなってきている今、
古来より自然と共に生きてきた日本人ならではの感性として「民藝」が改めて注目されつつあります。
「用の美」を生み出す職人への敬意を込め、木の文化が永らく続くことを願い作品にいたしました。
原画は日本画技法によるもので、JALアートサロンのために描き下ろしました新作になります。
                                        -菅原 青生

  • 作家直筆サインとエディション番号

  • アトリエの様子

商品情報

●画面サイズ(約):縦64×横52cm、額装サイズ(約):縦67×横55cm ●重量(約):3kg ●作品技法:デジタル版画 和紙 ●額装素材:木製 ●付属品:化粧箱 ●日本製
品番1
0002-7492G
菅原青生
東京生まれ。人気の「ballet series」をはじめ、人物の動きや表情の一瞬をとらえ、やわらかな色彩で表現される作品は繊細さと力強さが共存している。
14歳での渡欧を機に西洋人物画を専門としてきた作家だが、近年では日本画の素材を融合させた作品を発表し活躍している。

≪主な展示・受賞歴≫
2022年 musa2ART&DESIGN新人賞
2020年佐藤美術館連携企画「花をあなたにー画家からの贈り物」(日経本社ビル SPACE NIO )
神戸市教育委員会賞・ リーガロイヤルホテル大阪展示 ・現代作家フランス展(フランス・リヨン)他
現在、武蔵野美術大学油絵学科4年次在学

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