こんなお悩みありませんか？

【セット内容】

Name: 長崎伝統柑橘【ゆうこう】手巻きハム＆ソーセージセット「Gris Hause NAGASE」
Price: 4860 JPY
Availability: InStock

〇長崎伝統柑橘ゆうこう手巻きハム　５枚入り約５５ｇ　〇ベリーロールスライス　６枚入り約６５ｇ
〇粗びきスモークウインナー　５本入約１０５g　　　　〇生ソーセージプレーン　５本入約１００g
〇生ソーセージゆうこう　４本入約８５ｇ　　

長崎伝統柑橘【ゆうこう】とは？

長崎にしか自生していない【ゆうこう】
長崎でも限られた地域に、わずか100本ほどの自生樹が確認された
「ゆうこう」は、長崎市伝統の香酸柑橘で、産地化を進めています。
キリシタンと深く関わりのある地域に多く自生していたことから、
キリシタンが伝えたのではないかという、
歴史的興味を抱かせる説もあるほどです。

平成20年10月には、伝統的な食文化を守る活動を行っている
スローフード協会国際本部（イタリア）より、食の世界遺産「味の箱舟」に認定されている
歴史的にも価値のある【ゆうこう】

その歴史的価値のある「ゆうこう」を絶やしたらいけないと
長年活動を続けているゆうこう振興会会長の中尾さん

もともと長崎伝統野菜を作っている農家さんで、
ゆうこうが発見された時に長崎市から調査協力の依頼があり
関わることになったとのことです。
調査を進めていく中で歴史的価値のあるものと知り、

〈キリシタンたちが命がけで守ってきたんや。世の中に出せんかなあ〉

中尾さんは、若手の果樹農家７人に声をかけ、「長崎市ゆうこう振興会」をつくり
メンバーたちは自生していた１００本ほどの果樹で栽培をはじめ、苗を植えていった。

学校や、さまざまな集まりで、ゆうこうの話をして、
ホテルやレストランに持っていき　何軒かに使ってもらうなど
ゆうこうを広めようとしていました。

けれど、収穫した果実の多くは捨てるしかなく、
メンバーから「栽培をやめたい」と弱音が出た。
その気持ちは、中尾さんには痛いほど分かったが、

「俺たちが命がけで守らんと、誰が歴史をつなぐんや。頑張ろうや」

中尾さんが中心となり声をかけ栽培しつづけた。

当店が関わるようになったのは
中尾さんたちの活動がすでに実を結んでいたころで、
すでにゆうこうを使ったお菓子やケーキ、ジュースなどが
出始めていた頃でした。

商品開発のきっかけは長崎のもので何か作れないかと思っていたのと、
お肉に柑橘は合うのでゆうこうもいけるやろうという考えでした。

製造する前にゆうこうの皮をベリーロールにふりかけて食べてみたら
「これは合う！」
と商品開発にも意欲がわきました。

いざ製造をしてみると、香りがあまりなく、
言われないとゆうこうが入っていると気づかない

皮の量や果汁を使うなど、
何度も試作をするが香りが弱い

香りを残すために他の商品はどうしているか話を聞くと
ゆうこうは熱に弱く、レモンや柚子と比べると
「特徴がないのが特徴」
とのことで商品化されたお菓子やケーキなど、
レモンを混ぜて作っているとのことでした。

なんとかゆうこうだけで作れないかと試行錯誤をし、
完成したのがゆうこう手巻きハムです。

また、

ハム・ソーセージの国際コンテスト【IFFA】2022

にてゆうこう手巻きハムが金メダル受賞という高評価をいただきました。

審査をするのは
ハム・ソーセージのプロ中のプロ

審査は権威ある食肉マイスターの資格を持つ者だけが行い、食肉製品だけを評価する品質競技会はIFFAだけと言えます。
その食肉マイスター達が「味」はもちろんのこと「見た目」や「食感」、「香り」など約120項目について減点方式で、一つの製品を最低でも4人で評価をし、偏りのないようにするなどしっかりと審査をします。

アジア、アフリカからの食肉関係輸入禁止により、本場ドイツでの審査会はできませんでしたが、小野商事が事務局となり、食肉マイスターを日本に呼び本場ドイツで行われる審査と同様に2019年、2022年ともに「日本IFFAコンテスト」を開催しました。100以上の審査項目がある中で、50点満点のみ金賞という非常に厳しいコンテストです。