エル・ニド[2020]

世界が認めたスペインワイン

何度もパーカー100点に輝き、その価格と年産4樽という希少性からまず口にする事のできない豪州のワイナリー、クリス・リングランド(旧スリー・リヴァース)を手掛ける天才醸造家クリス・リングランドとフミーリャを代表する生産者フアン・ヒルがタッグを組んで実現したワインがエル・ニド(意味は『巣』)であります。

1stヴィンテージの2002年が、ワインアドヴォケイト誌にていきなりの初登場96点を叩き出し、続く2003年も97点。そして2004年も99点を獲得。点数と共に常に最高の言葉で絶賛され、ウニコ、ピングス、テルマンシア、レルミタといった最高峰スペインワインのひとつとして、国内外問わず確立した存在となりました。かの有名なスペインの3ツ星レストラン、サン・パウでもオンリストされています。

全く光を通さない濃い紫色をした外観。エスプレッソに濃厚なチョコレート、ブラックベリーリキュールの心地よく暖かみのある複雑な香り。こなれたボルドーを思わせるエレガントさを兼ね備えます。滑らかな舌触りで、深みのあるこくが口いっぱいに広がります。古樹から採れる、完璧に成熟した最高のブドウのみを厳しい選果を経て使用する信念の下、フミーリャのポテンシャルは見事に示されています。今後更に、世界から渇望されるワインとなることに、疑う余地はありません。