ココ・ファーム・ワイナリー Ashicoco[2023]

『1984年からワイン造りをスタートしたココ･ファーム･ワイナリー』

1950年代､計算や読み書きが苦手な中学生たちとその担任教師によって開かれた山のブドウ畑は､開墾以来除草剤が撒かれたことがありません。1980年この山の麓に誕生したココ･ファーム･ワイナリーは､1984年からワイン造りをスタート。現在､自家畑では化学肥料や除草剤は一切使わず、醸造場では野生酵母による自然な醗酵を中心に100％日本のブドウからワインを醸造。ビン内二次醗酵のスパークリングワインからデザートワインまで､“こんなワインになりたい”というブドウの声に耳を澄ませ､楽しみながらワインを造っています。

ココ・ファーム・ワイナリーでは現在、スパークリングワインから白ワイン・ロゼワイン・赤ワイン、そしてデザートワインまで、ブドウ本来の味わいを大切にしながらいろいろなワインを醸造しています。ワインづくりはブドウ畑で行われると考えるココ・ファーム・ワイナリーにとって、野生酵母による醗酵は自然の流れでした。現在、スパークリングワインの瓶内二次醗酵のための酵母を除いて、ほとんどすべてのワインは野生酵母での醗酵によるものです。

「Ashicoco(あしここ)」は日本固有のブドウ品種、甲州種を主体としたワインでココ・ファーム・ワイナリーがワインを造りはじめた1984年から毎年新たな気持ちで造り続けています。日本固有のブドウ品種甲州種を主体に、ケルナー種やソーヴィニョン・ブラン種をブレンド。フルーティさを生かすため低温でじっくり醗酵させました。