ユベール・ノワレ　ブリュット・オリジーヌ NV

【ドメーヌについて】

ドメーヌはコート・デ・ブランとコート・ド・セザンヌの間に位置するコトー・デュ・プティ・モラン地区のヴィルヴナール村に本拠をを構えています。ユベール家の歴史は、ヴィルヴナール村から北東へ5kmほど離れたエトージュ村でクエンタン・ユベール氏がブドウ栽培を行なっていた18世紀中頃にまで遡ります。以来、8世代に渡ってブドウ栽培に携わってきた家系。6代目のレイモン氏が初めて瓶詰めされたシャンパーニュの販売を行い、その息子である7代目ジャン・ピエール氏が新たな技術を模索し続けました。一方、ノワレ家も同様に3世代に渡ってブドウ栽培を行ってきた家系。2003年にジャン･ピエール氏の娘ナタリー・ユベール氏とジャン・ミシェル・ノワレ氏が結婚し、ユベール・ノエラを創設。

2011年からドメーヌの全ての区画でビオディナミ農法を採用し、生命や環境のバランスを取り戻すようにしています。自然由来の素材を用い、それらでさえ病害に対しても最小限度の使用に留め、哲学を尊重する栽培を行っています。土壌の持つ力をブドウへと開花させ、その土壌が持つミネラルをワインの中で表現させるノウハウをボトルのなかにそれが結実させています。

ビオディナミ農法による栽培を行い、自然酵母のみを使用し、ステンレスタンク内で一次醗酵と熟成。翌年の5月にティラージュを行い、約2年間の熟成を経てデゴルジュマン。さらに、6か月の瓶熟成を得てからリリースされます。
輝くような黄色を感じる、宝飾品のような金色。フレッシュさを感じる、やや控えめな香り。黄桃、ニワトコの実、フレッシュなリンゴのコンポートに続いて、ミラベル、熟した南国系フルーツの香り。アーモンド、ハチミツ、バターのニュアンス。スイカズラや白い花といった、春を思わせる香りのフィニッシュ。