私たち作り手の〔想〕とは〔えいもんを作らんといかん〕

創業者である先代から語り継がれてきた言葉が一つの姿に結実しました。
〔えいもん〕とは高知言葉で〔良いもの〕という意味です。
歴史を紐解きますと、生産当初は自分たちで運営していた生産組合を通しての販売でした。
それが時代とともに農協出荷に変わり、納品した後は、私たちが作ったメロンたちがどこでどのように使されているのか知る術も無かったのですが、またまた時が移り。
自社ブランド一果相伝での直販、ネット通販で直接お届けできるようになってからはお客様の像が明確に浮かび上がってきました。
と同時にお客様を思い遣る＝どのようなシーンでお使いになるのかを想像し、楽しい食卓の一助になれればという〔想い〕も醸成されてきました。
マスクメロンという〔物〕に、感動・感激という〔心〕を込めるには、この目には見えない〔想いの力学〕の働きが大切だと感じています。

〔想〕マスクメロンは六感を満たすマスクメロン

1〔眼・視覚〕
網目の細かさ、網目の均一な盛り上がり、玉肌の白さ、円の形、アンテナと呼ばれるT字の形、アンテナの首の長さ等々。
〔想〕ブランドのメロンの厳格な審査基準をクリアするには日々の観察が欠かせません。

2〔鼻：嗅覚〕
篤農のマスクメロンは、切るまであまり香りが出ないのが特徴です。切ってからメロンの香りが一気に広がり、周囲を惹きつけます。
お召し上がり後の余韻が長く続く芳醇な香味と、鼻に抜ける芳香をお楽しみください。

3〔手：触覚〕
見た目以上に〔ずっしり〕、その重みは栄養と私たちの愛情・・・メロンは子育てに似ていると言われています。
毎日の触れ合いで、手をかけて目をかけて、やっと収穫に至ったメロンを、皆様にも手で丸く包んでみていただきたいです。

4〔口：味覚〕
これまでのメロンに対する概念を覆すかもしれません。
興奮冷めやらず、お味のご感想をいただけることが多いのも一果相伝マスクメロンの特徴です。
保管方法や収穫日と季節を考慮した食べ頃期間を記載した用紙を同梱し、お召し上がりまで責任を持ってご案内してまいります。

5〔耳：聴覚〕
”安心して贈ることができました”とお声をいただけるのはご質問やご不安をしっかりと解決して、ご要望には精一杯お応えした結果だと自負しています。
お客様の先様を大切に想う気持ちと一緒に、お送りさせていただけることに感謝しています。

6〔Soul＝魂〕
〔想いが強いものには魂が宿る〕
それは先人から受け継いできた農家魂であったり、お客様がマスクメロンを通じて伝えたい想い〔深い愛情〕であったり。
〔想〕(おもい)のコンセプトの核は、魂＝soul。
souとは〔想〕、一果相伝の相に心が込もった状態で、lは一果相伝の一でもあり、私たちのビジョン〔世界一のマスクメロンデザイン会社〕から数字の〔1〕を秘めております。

篤農のマスクメロン

マスクメロンの美しい網目は非常に繊細な管理によって生まれます。
網目が出来上がる仕組みは、果実の中と外の成長速度の違いによるもの。中身が成長すると外皮は耐えきれずに細かくひび割れます。それを修復するためのかさぶたのようなものが盛り上がって網目状になるのです。
きめ細かい網目を出すためには、その成長速度の違いをコントロールしなくてはなりません。温度・湿度・CO2濃度調整や日射量に対する水やりの加減などなど、長年に渡って弊社に蓄積されたデータと職人的技術（これは理屈ではなく皮膚感覚に近いものだと思っています）が融合してはじめて色カタチ・食味のバランスが整ったマスクメロンが出来上がります。
「美しい」は「美味しい」に繋がる。
そう信じて日々一玉一玉慈しむように育てています。

贈り物にも最適

ご贈答用としても昔からご多用いただいているマスクメロン。間違いなしのお品として自信を持っておすすめいたします。

美味しい食べ方

・冷やしてそのまま贅沢に味わう
・フルーツサラダやパフェにアレンジ
・ジュースやスムージーにして楽しむ

栽培へのこだわり

一果相伝メロンは冬場でも高品質のメロンの育つ環境を保つために、栽培環境が良くなる様々な工夫をして栽培しています。
水分コントロールできる、特殊なシートを使って細やかな水かけで外側まで甘いメロンにしています。
有機発酵技術で健全な根にしてメロンのうまみがしっかりとのっています。
徹底した環境制御で安定した品質を実現し、生産されたマスクメロンは年間10万個。
その全生産量のわずか1%が厳選品「想（おもい）」のマスクメロンです。

マスクメロン専門店「一果相伝」が選ばれる3つの理由

[1]食べ頃のご指定が可能『感動する』マスクメロン
一果相伝メロンは、食べ頃で召し上がって頂くと、びっくりするほどジューシーな食感が楽しめ、感動するメロンと呼ばれています。メロンは追熟で食べ頃をコントロールすることができます。同梱の食べ頃カードは、感動のバトン。カードの日付を参考に、お客様のもとで最高のメロンに仕上げてお召し上がりください。

[2]“1本の樹に1玉だけ”こだわりのメロンづくり
“1本の樹に1玉だけ”実らせるという超贅沢な栽培方法で、1つの果実に栄養と愛情がしっかり行き渡るこの育て方を「一果相伝(いっかそうでん)」というブランド名に映し取りました。天然由来の良質な有機質肥料を使用した健康な土壌とデジタルデータの導入、さらに職人技で育成します。これらが融合してはじめて、色・カタチ・味のバランスが整ったマスクメロンが出来上がります。

[3]品質を満たすマスクメロン
一つ一つの商品を美味しく召し上がって頂くため、収穫から出荷、また加工まで、全ての行程で万全を期しています。お祝い、お礼、お供えなど、ご予算やシーンに合わせてお選びください。

株式会社篤農（トクノウ）　代表：森岡健児氏
高知県香南市夜須町で、マスクメロン専門農家。
代々続くメロン農家として「一果相伝マスクメロン」ブランドを確立しました。

「良いの追求」を理念として「良いもの、良いこと、良い関係」を日々追求しています。
また“世界一のマスクメロンデザイン会社”としてメロンの可能性を探究しています。
人と機械データで365日24時間ハウスの管理を行い、高品質マスクメロンを生産しています。
「メロンのえぐみ、ピリピリするのが苦手」という方にも一度お召し上がり頂きたいメロン。
もちろん、こだわりのメロンだからこそ加工品にもこだわって自社に加工場を設けており自社生産、自社加工、そして発送まで全て一貫して行なっております。