カレン ダイアナ・マデリン[2019]

カレンのフラッグシップであるダイアナ・マデリン

西オーストラリア州マーガレットリヴァー地区、自社畑産のブドウを使用。長年取り組んでいるバイオダイナミックの栽培法は、糖度と風味のバランスの良いブドウを得ることに寄与しています。樹齢の古いカベルネは、カベルネ・ソーヴィニヨンホートンクローン（8つの異なるクローン）が1971年に自根に植えられ、香り高く、優雅さとバランスを兼ね備えた、カレンのフラッグシップであるダイアナ・マデリンを生んでいます。2019年産は低収量のブドウから造られ、1ヘクタール当りの収穫量はカベルネ・ソーヴィニヨン4.75トン、メルロ 2.13トン、カベルネ・フラン 4.01トン、マルベック 3.43トンでした。10から29日間、発酵とスキンコンタクトを行った後、優しくバスケットプレスして樽に入れ平均で15ヶ月間熟成しています。最長で50年の熟成の可能性を持つワイン。

マルベリー、サツマプラム、バラやスミレの花、シガーボックスなど、深く芳醇な香り。しっかりとした構造を持ち、プラム、バラ、チョコレート、鉄鉱石など複雑な風味の中に心地良いスパイスのニュアンと滑らかなタンニンが感じられます。長く続く余韻が魅力の、深みのあるエレガントな味わいです。15ヶ月（バイオダイナミクス樽&大樽/45％新樽）