イルスタ ゲタリアコ・チャコリーナ・イルスタ[2024]

2007年に設立された、オンダリビアの町唯一のチャコリメーカーです。

オンダリビアの町唯一のチャコリメーカーです。『オンダラビ・スリ』は、チャコリの生産には欠かせない代表的なブドウ品種ですが、オンダリビアの町が代表的な産地であったことから『オンダラビ・スリ』の名前になったと言われてい ます。イルスタの発掘した12世紀のローマ教皇の大勅書には、ブドウ畑やワインについての記載があり、当時この地ですでにワインが生産されていたことがうかがえます。惜しくも17世紀 にはワインの生産が途絶えてしまいましたが、この地でのチャコリの生産を復活させたいとの思いから、2007年にブドウの植樹をおこない2012年からチャコリのリリースをはじめまし た。採石場であった場所に醸造所を設立し、地下には最新の設備を導入し、クリーンなチャリをつくるべく清潔に保たれています。

収穫後、除梗して8-10度でプレス。その後、16-18度のタンクで発酵を促します。タンク内を低温に保つことで炭酸ガスが溶け込み、微発泡のワインとなります。外観は緑がかった淡いイエロー。微発泡タイプのチャコリです。味わいは、リンゴやグレープフルーツ、パイナップルのようなトロピカルフルーツなど完熟したさまざまな香りを楽しむことができます。バランスが良く、程よい酸味と苦み、フルーツの香りが余韻長く残ります。