サン・テステフのラトゥールと称される2級シャトー「シャトー・モンローズ」
かの第1級ラ・トゥールに並ぶ男性的・重量級ワインに挙がる頑強ワインのモンローズ。1990年等、生産年によっては1級シャトーを軽々と凌駕する高評価を受ける、コスディストゥルネルと並ぶサンテステフの2TOPシャトーです。ボルドーでも類まれなる恵まれた環境にあるシャトーです。特に、地下の豊富な水脈が温度調節をする役割を果たしており、1991年の霜の害も、2013年のカビによる害からも逃れる事が出来ました。畑のブドウは南北に向けて植えられており、十分な風通しがある事で、樹々が健全に生育できる環境になっています。
2006年にフランスの建設・通信産業の大手、ブイググループのマルタン&オリヴィエ・ブイグ兄弟がシャトーを購入し2007年から2013年にかけて大掛かりな改築を行いました。また、2006年から2011年はオー・ブリオンの元支配人のジャン・ベルナール・デルマス氏が社長を努め、2012年からはムートン・ロートシルトの元社長のエルヴェ・ベルラン氏が社長を務めています。基本的に伝統的なスタイルでワイン造りを行っているシャトーですが、2014年から畑の一部で有機栽培を開始し、2016年から一部ビオディナミを試験的に行っています。近い将来に全てをビオディナミに移行するよう日々、進化を求めております。
かつてはシャトー・カロン・セギュールの領地の一部だったといわれている。サン・テステフはメドックのコミューン名アペラシオンの中で最北にあり、ボルドー市内よりも平均気温が約一度も低いほどの涼しい気候であるため、堅牢な味わいになりやすい。
この2021年ヴィンテージには、チーム全員の経験、エネルギー、そして集中力が必要な難しいヴィンテージとなりました。外観は濃い紫色がかった深みのある色をしています。最初に感じる香りは、複雑かつブリオッシュのような印象を覚えます。ワインを回すと、黒い果実、ブラックベリー、野イチゴの香り、そしてほんのりユーカリの香りが漂い、非常に濃厚な味わいになります。口に含むと力強く、骨格がしっかりとしており、新鮮なオークと下草の香りがします。ブリオッシュ、甘味、花の香りもほのかに感じられます。
ジェームズ・サックリング氏:95-96点 / ワインアドヴォケイト誌:94-96点/ヴィノス誌:94-96点 / デキャンター誌:95点 / ジェブ・ダナック氏:93-95点
商品情報
- JANコード
- 4589962996409
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