D.R.C.醸造長のオファーを断ってまでこだわり抜いた理想郷
醸造家であり自然な醸造を体系化した「ジュール・ショヴェ」に師事し「ジュール・ショヴェ」に学んだヴィニュロンは数多いが「フィリップ」が最後の教え子で全てを学んだと言われています。
ワイン造りを極めるためにローヌ地方シャトー・ヌフ・デュ・パフにおける自然派の第一人者シャトー・ラヤス、そしてブルゴーニュの名門ドメーヌ・ルロワで修業を積んだ後、D.R.C.の社長が共同経営を務めるドメーヌ・プリューレ・ロックの醸造及び販売責任者を務めました。
ロックのワインの評価はみるみるうちに高まり、パカレ氏の手腕が認められD.R.C.醸造長のオファーがあったにも関わらず、あっさりと辞退。自らの理想を目指し独立、2001年【フィリップ・パカレ】としてワインを世に送り出しました。
全体で0.92haしかない小さな畑なので、この名前でリリースされるワインは、他の生産者でもほとんど無い稀少なワイン。しかし特級畑ボンヌ・マールの真下、レ・ボードの隣なので1級畑としては最上の畑の1つと言われています。粘土石灰土壌で年粘土比率が極端に低く、石灰岩比率が高いのが特徴。平均樹齢が約50年程度で、シャンボールの中でも特に上品で繊細ながら、しっかりとした果実も持っています。
商品情報
- JANコード
- 4582652572099