ヴォータノ・ワイン ソ－ヴィニヨン・ブラン[2018]

知る人ぞ知るレアワイン　VOTANO WINE-ヴォータノ・ワイン

「VOTANO WINE-ヴォータノ・ワイン-」があるのは長野県塩尻市洗馬。元設計士の坪田 満博氏が2012年に設立したワイナリーです。"ワインの王様"とも評されるイタリア最高峰の赤ワイン"バローロ"に魅了されたことをきっかけに、53歳で建築設計事務所を辞め、栃木県のココファームにて栽培、醸造を学ぶための修行をされました。

10R（トアール）ワイナリーの当時の醸造長ブルース氏からワイン醸造を学び、更にはドメーヌ・タカヒコの曽我 貴彦 氏からも栽培を学んだことが現在のワイン造りの礎になっていることもあり、ワインラヴァー垂涎のワインを世に送り出しています。

2007年から委託醸造して造ったワインを販売し、2012年には念願のワイナリーが完成しました。坪田 氏が求めた条件はミネラル分の豊富な土壌。見つけて開墾した場所こそ長野県塩尻市洗馬の奈良井川沿いの畑で、ここでワイン用ブドウを栽培することを決めました。ジュラ紀地層の木曽・飛騨山系から流れ出た奈良井川のミネラルをたっぷり含んだ川が運んでくれた、ゴロゴロとした石だらけの土壌からブドウを栽培しています。造られるワインは野生酵母による発酵、無濾過仕上げによる旨味溢れるワインでワインラヴァーを魅了します。

2018年、洗馬は天候に恵まれず、その上灰色カビ病が蔓延、収量なしの品種も出現。難しいヴィンテージとなりました。透明な黄金色。濃い黄金色。果実からミントや松の葉・腐葉土の香り、しっかりしたタンニンの後にミネラルと甘味をしっかりと表現。