ドメーヌ・デヴィーニュ ジヴリ・ルージュ[2021]

ワインアドヴォケイト誌でも高評価された信濃屋直輸入の新規生産者

ブルゴーニュ/コート・シャロネーズの中心、ジヴリの町に5世代に渡り受け継がれているジヴリの素晴らしい生産者がいます。それこそ、ドメーヌ・デヴィーニュ。ジヴリは6世紀以来の主要なワイン生産地として知られており、コート・シャロネーズの5つのアペラシオンの1つです。海抜240-280メートルの丘の中腹に植えられたブドウ畑からは上質な赤・白ワインが生産されています。そんなジヴリに10.5haの畑を耕し、0.7haのモノポール(単独所有畑)も所有している由緒ある生産者です。

「ヴィーニュ」=樹のドメーヌ名のとおり、自然に敬意を払い自然と共存し、持続可能な農業を実践して、丁寧な手収穫・手作業による選別など厳しい条件でブドウを選果することで、ジヴリのテロワールを表現した上質なワインを生産し続けています。そのため、10.5haから造られるワインは年間生産本数約45,000本という少量生産となっています。ワインアドヴォケイト誌で高評価を得たことでアメリカ市場への輸出が多いですが、今回から信濃屋をとおして今後は広く日本に知れ渡ってほしい生産者の一人です。

赤・黒系果実にピノ・ノワールの美しい表現が感じられるワインです。口当たりのまろやかさ、フレッシュでジューシーな個性を持つジヴリを見事に表現しています。口に含むと心地よい余韻と酸味を伴います。このアペラシオンの粘土石灰岩のテロワールが完全に表現されています。ブドウは手収穫で100％除梗。ブドウ栽培には人的介入を極力少なくし、ワイン造りはすべてSO2を使用せずに行われています。