シャンパーニュ・カステルノー ミレジメ [2006]

贅沢な時間の流れを堪能するシャンパーニュ

シャンパーニュ・カステルノーは1916年、第一次大戦中にカステルノー将軍に敬意を表して設立されました。ブリュット・レゼルヴはANA国際線ビジネスクラスに採用されています。様々な受賞歴がありブリュット2012は世界最大級のコンペティションIWC2019でゴールドメダルに輝きました。世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2019では28位に入りました。

2006年ヴィンテージの個性と相まって、最高の完成度となりました。素晴らしい熟成を経たシャンパーニュにしか現れない「あの香り」がしっかりと堪能できるのは、良質なブドウと優に10年を超える熟成にこだわるカステルノーの変わらないスタンスが成し得たもので、現在あらゆる賞を総なめにしているシャンパーニュです。

2012年や2014年が続々とリリースされる回転重視な現在のシャンパーニュ業界にあって、この味わいを掘り出し物ともいえる価格で提供するカステルノーはシャンパーニュの良心です。長期熟成によるグリルやトースト、ジンジャーブレッドの香ばしくて魅惑的で、思わず嗅ぎ続けたくなる香り。ストラクチャーではなく広がりのシャンパーニュです。泡のきめ細やかさも特筆に値し、それが味わいを押し広げ、余韻も非常に長く続きます。これは熟成の長さでしか体感できないシャンパーニュの醍醐味と言えるでしょう。