ヤギ肉食べてみる?
かつて沖縄では新築祝いなどで振る舞われていたヤギ料理
今でこそヤギ料理専門店でヤギ料理を食べることが出来ます。
しかし、昔の沖縄ではヤギは特別なハレの日のごちそう。
新築祝いや生年祝いなどにヤギ1頭を屠(ほふ)り、多くの人と分かち合いました。
それは暮らしにおける催事での「共食」の名残りと言えます。
■近代明治以前は、日本本土の「魚肉文化」に対して、沖縄は「食肉文化」であった。
江戸時代の日本では、仏教を中心に国造りを行っていたため殺生禁止の戒により、江戸時代などは肉食を禁止していた歴史があります。 しかし、独立国であった琉球国では、仏教による肉食禁忌の影響がなかったため、牛、豚、ヤギなどの食肉文化が独自に存在し、韓国や中国や南方の国々と交易をおこなう中で、食肉文化は琉球王府を中心に継承昇華されていきました。
約450年余り続いた琉球王府。しかし、庶民の日常の食生活は雑穀や芋類、魚介類などの質素な状況で、干ばつや台風などで飢饉に見舞われ過酷であったと歴史は伝えます。 そのような中でも、正月、田植え、清明、旧盆などの暮らしの祭事において、ムラ人が集まり、神と食を共にする「共食」の場として、豚やヤギ、牛、鶏などの食肉が捧げられました。 一説には、沖縄で日常的に食肉が食べられるようになったのは、1960年前後だと言われます。(参考:島袋正敏著「沖縄の豚とヤギ」)
沖縄の人でも好き嫌いが分かれるヤギ肉
沖縄宝島の「ヤギテキ」は、ニンニク醤油でカツオだしを使って和風に甘辛く味付けしました。
しかし、ヤギ肉には独特な臭いがあります。
中にはその臭いが好きで「ヤギ肉が一番おいしい」と言うヤギ肉マニア(ヒージャージョーグー)もいます。
しかし、多くは「ヤギのあの臭いが苦手」と言う人も多く、全く食べない人も多いのです。
苦手な人もいるのに、あえて商品化した「ヤギテキ」
このヤギテキは、2017年8月に商品化しました。
苦手な人がいても商品化するこのチャレンジ精神。
その意味は「沖縄独自の食文化の継承」と「ヤギ肉を愛するヒージャージョーグー」に
貢献することなのかもしれません。
ですから、好き嫌いは別として、まだ食べたことのない方は、
沖縄の肉食文化の原点ヤギ肉「ヤギテキ」をご賞味ください。
調理に使う泡盛は請福酒造
隠し味として石垣島にある請福酒造の泡盛を使用しております。
泡盛を加えることで、ヤギ独特の臭みを抑えつつ、味にコクと香ばしさを加えました。
「請福酒造」は戦後4年目の1949年に創業した石垣島の泡盛酒造所です。
請福酒造の泡盛は「直火蒸留」。
釜に直火(じかび)をあてる伝統的な蒸留方法は、
米のほんのりとした甘さと香ばしさが引き立つ醸造方法で、
地元石垣島で愛されている逸品です。
お酒のつまみとして
ヤギが好きな人は、そのままお召し上がりください。 加熱するとヤギ独特の臭いが一層強く感じられ、ヤギ本来の風味を味わえます
《フライバンで温める場合》
蓋を開け、中身を取り出しフライパンで温める。目安は中火で1分
《お湯で温める場合》
蓋を開けずに沸騰したお湯に入れて10分程度温める。
《電子レンジの場合》
耐熱容器等に移し、ラップをかけて温める。目安は500Wで2分。
ヤギ豚カレー
★ヤギ豚カレー (2人前)
①鍋におろしニンニクとおろし生姜を適量入れ、「ヤギテキ」とカレー用豚もも肉(約200g)を入れてもも肉の色が変わるまで炒めます。
②その後、人参、玉ねぎ、じゃがいもなどの好みの野菜も①に入れ炒めます。
③②に水を適量入れ、お好みの市販カレールーを溶かし、暫く煮込んで出来上がり。
*ヤギの臭みが苦手の人は「ヤギテキ」の汁を入れるのはお控えください。
野菜チャンプルーヤギ肉入り
通常の野菜チャンプルーのお肉をヤギ肉変え、キャベツ、玉ねぎなどと一緒に炒めます。ヤギの香りが苦手の人は「ヤギテキ」の汁を入れるのはお控えください。
*それでも?と思う人は「ヤギテキ」の具を湯どおしてお使いください。
商品情報
名称 | 山羊肉の煮込み |
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原材料名 | 山羊肉、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、野菜(にんじん、ねぎ)、砂糖、コーンスターチ、おろしにんにく、おろし生姜、泡盛、食塩、かつおだし |
内容量 | 120g |
賞味期間 | 製造から365日 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け、常温にて保存 |
本製品には枠内を塗りつぶしたアレルギー物質が含まれています。 | |||
小麦 | えび | かに | そば |
卵 | 乳 | 落花生 |
- JANコード
- 4582112263031
ユーザーレビュー
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