生産者特集 08_ドメーヌ・デヴィーニュ ブルゴーニュ/コート・シャロネーズ・ジヴリ
ドメーヌ・デヴィーニュは、ブルゴーニュ地方コート・シャロネーズの中心、ジヴリの町に位置しています。 ジヴリのワインと伝統を守るため、土壌と環境を尊重しながら、ブドウ畑で誠実かつ厳格な作業を行い、収穫は手作業で行い最良のブドウのみを選別しています。自然の恵みに寄り添いながら、ジヴリのワインと各区画の真の個性を反映したワイン造りに取り組んでいます。
history
1. 歴史
ドメーヌ・デヴィーニュは、1870年以来、父から息子へと5世代にわたり受け継がれてきました。エリック・デヴィーニュはボーヌのワイン学校で学んだ後、1983年に家業に加わり、妻パトリシアの支えを受けて1998年に定住しました。
息子のゴーティエ・デヴィーニュは、アメリカのオレゴン州やワイオミング州の農場で数年の経験を積んだ後、2016年から父とともにマネージャーとしてワイン造りに参加しています。こうして、各世代が自然と向き合いながらノウハウに基づき、それぞれの独自のスタイルを築いてきています。
Cultivation
2. 栽培
ジヴリは6世紀以来、歴史ある主要なワイン生産地であり、コート・シャロネーズの5つのアペラシオンの1つに数えられます。海抜240~280メートルの丘の中腹に広がるブドウ畑は、約8割がピノ・ノワール、残りがシャルドネで構成されています。畑は東、南東、南向きの斜面に位置し、茶色い石を含む粘土石灰岩や泥灰土石灰岩など、多様な土壌に恵まれています。
ドメーヌ・デヴィーニュはこの地に10haのブドウ畑を所有し、1級(プルミエ・クリュ)に分類される区画や単独所有(モノポール)の畑も含まれています。
brewing
3. 醸造
赤ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネのみから造られます。ドメーヌ・デヴィーニュは、各産地の「テロワール」を表現するというブルゴーニュの哲学を尊重し、ジヴリの個性と各ヴィンテージの特徴を反映したワイン造りに取り組んでいます。ゴーティエ氏が経営に加わった2016年から有機農法を開始し、2019年からはすべてのキュヴェでSO2無添加でワイン造りを行っています。全7キュヴェの内、信濃屋では現地でテイスティングを重ねた結果、2022年ヴィンテージは4種類のワインを入荷しました!!
lineup
4. ラインナップ
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ジヴリ・ルージュ[2021]
赤・黒系果実にピノ・ノワールの美しい表現が感じられるワインです。口当たりのまろやかさ、フレッシュでジューシーな個性を持つジヴリを見事に表現しています。ワインアドヴォケイト誌も高得点を付けたドメーヌ・デヴィーニュのジヴリ・ルージュ。
¥4,950 (税込)
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ジヴリ・ブラン レ・グランド・ヴィーニュ[2022]
粘土質の多い土壌がこのテロワールに新鮮さをもたらします。理想的な立地により、ブドウは酸を保ちながら完璧に熟すことができます。花の香りに、口に含むと繊細で緊張感があり、オーク樽による複雑実を感じることができます。
¥6,380 (税込)
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ジヴリ・ルージュ プルミエ・クリュ
クロ・デュ・ヴェルノワ モノポール[2022]所有する敷地の中心部という理想的な場所にこの区画はあります。この区画のすぐ上に位置するグランド・ベルジュのテロワールの影響もうけつつ、このテロワールならではの繊細で果実味のある味わいを表現しています。
¥6,380 (税込)
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