生産者特集 01_フルトー シャンパーニュ コート・ド・バール地区
シャンパーニュ南部オーブ県コート・ド・バールのジェ=シュール=セーヌ村のに1935年に設立され、家族経営をするRM(レコルタン・マニピュラン)のメゾン。
現在は3代目当主ジェレミー氏が当主を務めており、テロワールを反映した高品質のシャンパーニュを造り続けております。
シャンパーニュの価格高騰が続く中、信濃屋が自信を持って自社輸入を行うこの夏に飲んでもらいたい高品質ながら良心価格のシャンパーニュの生産者です。
history
1. 歴史
物語は20世紀初頭、シャンパーニュ地方のオーブ地方にあるエミール・ヘラールとその義理の息子、ジョルジュ・フルトーという 2 つの家族から始まります。1970年には、バーナードが経営を引き継ぎ、フルトーの流通をヨーロッパへと拡大しました。
1996年にバーナードは辞任、息子のティエリーはワイナリーの近代化を続け、国際レベルまで輸出を拡大しました。現当主のジェレミーは、アヴィズで醸造学の学位を取得し、カリフォルニアとミシガンで技術を磨くために海外に出た後、2008年にフルトー戻りました。
ジェレミーは現在、革新的なシャンパーニュを確立することで、家族の伝統とテロワールを表現したシャンパーニュを造り続けています。
Cultivation
2. 栽培
セーヌ川渓谷沿いの斜面に位置するブドウ畑には、コート・ド・バール地方の粘土質の土壌と涼しい気候に理想的な条件が揃います。15%のシャルドネを含みますが、ピノ・ノワールが大部分植えられています。
フルトーでは、2017年以来、持続可能な"HVE"の認定を受けています。最高品質のブドウ、そして最終的には最上のワインを生産するためには尽きることのない探求を続けています。
自然を綿密に観察し、季節や天候に応じて研究を常に見直し、随時適応させています。
収穫時には、ブドウは手作業で収穫され、細心の注意を払って取り扱われるため、果実の房全体が良質な状態で圧搾機まで届けられます。
brewing
3. 醸造
敷地内にある醸造設備は、何年にもわたって近代的な専門設備を導入することで、古いものと新しいものを融合させた設備へと変貌しました。最先端のワインプレスでブドウを優しく圧搾することから始まり、醸造、瓶詰め、熟成、リドリング、デゴルジュ、ラベル付けまで、生産のすべての項目を現場で誇りを持って造り上げています。
lineup
4. ラインナップ
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フルトー キュヴェ・エコー
フルトーのワインナップの中でも最もスタンダードなキュヴェ。ピノ・ノワール由来の白桃や洋ナシなどの肉付きの良い果実感にシャルドネ由来の酸味・テクスチャーが合わさったバランスの良いシャンパーニュです。
¥5,500 (税込)
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フルトー ブラン・ド・ブラン ミレジメ[2013]
白い花や熟れたレモン、焼きリンゴの香り。繊細なストラクチャーにミネラルの長くキレイ余韻が楽しめます。ブラン・ド・ブランはやはり熟成してこそ、という味わいが楽しめます。
¥7,700 (税込)