多様性と伝統に溢れるイタリアワイン。
20以上の州で異なる土壌と気候が個性豊かなブドウを育み、数百種類の土着品種が地域ごとの味わいを生み出します。
ワインに欠かせないバラエティ豊かな食文化との掛け合わせも相まって、その魅力は語り尽くせないほど。
デイリーの印象が強い方もいるかもしれませんが、そんなイタリアの格付けを皆様はご存知でしょうか。
イタリアワインの格付けとDOCG

フランスのAOC制度に倣って、イタリアでは1963年に原産地呼称制度「DOC」が制定されました。
その後、1980年にその最高格付けとして「DOCG」が追加。
品質や生産地域、生産条件、熟成期間などワイン醸造に関する厳しい規定をクリアしたもののみ名乗ることができます。
現在DOCに制定されているのが334銘柄なのに対して、DOCGはわずか73銘柄。
DOCGに選ばれるワインがどれだけ高品質であるかがお分かりいただけるでしょう。





産地:イタリア/トスカーナ
ミシュラン1ツ星レストラン“La Taverna”や2ツ星レストラン“Agli Amici 1887”でソムリエとしてのキャリアを積み、2014年にフリウリで開催された国際ソムリエコンクールでは見事優勝。2019年6月からは1ツ星レストラン“Osteria Altran”のソムリエに就任。
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