シャトー案内
シャトー・ラグランジュは、1855年の第3級格付けによって大きな名声を獲得した人気格付けワインの代表格として知られる生産者です。
中世から続く長い歴史の中で、1960~70年代は凡庸なワインとの評価に甘んじていたものの、80年代デュシャテル伯爵の時代に大きく品質が向上。
90年代になるとサントリーが買収し、ブドウ樹の植え替えや減農薬栽培を取り入れ抜本的な改革を行いました。大きく成長を遂げたシャトー・ラグランジュのワインは今もなお成長し続け、ファンを虜にする人気の高い銘柄となっています。
レ・フィエフ・ド・ラグランジュは、非常に高い品質基準を誇るセカンドラベルで、他の格付けシャトーにも匹敵すると高評価を受けています。
黒系果実のアロマで味わいには凝縮感があり、メドック特有の豊富でしなやかなタンニンを持つ1本です。 ファーストラベルを思わせる高いクオリティーと気品、絶妙なバランスを誇る魅力的なセカンドラベルをご堪能ください。
WA90-92点
“2018年のレ・フィエフ・ド・ラグランジュは、深いガーネットパープルの色調を呈し、カシスやプラムのアロマを核にハーブがヒントとして加わり、さらに土やマッシュルームのようなニュアンス、香ばしい肉などで彩られている。フルボディで口当たりは非常にリッチ、果実味豊かで、粒状の粗めのタンニンと長い余韻が特徴的。”
『April 2019 Week 4 - Bordeaux 2018, The Wine Advocate』より抜粋訳