シャトー案内
「クロ・リュネル」は、ロバート・パーカー氏から100点満点を獲得した、サンテミリオン第1特別級A「シャトー・パヴィ」やサンテミリオン特別級「シャトー・モンブスケ」のオーナーであるジェラール・ペルス氏が手掛ける別蔵です。
ボルドーのテロワールを愛するジェラール・ペルス氏は、将来性豊かなアペラシオン、カスティヨンの未来に手を貸すことを決意し、ワイン造りを始めました。
ブドウの栽培においては、グリーンハーベストを採用し、市場価格を一切気にすることなく極限まで収量を絞っています。
まだブドウが緑色の段階で間引きを行い、収穫時の品質を上げているのです。
その収量制限は味わいに見事に反映されており、筋肉質でがっしりとしたボディ感がありながらも、長い樽熟成を経たしなやかさと柔らかさも兼ね備えた、実にバランス良いスタイルに仕上がっています。
卓越性への挑戦を極限まで高めていくことを目標に、コストは考えずに、パヴィと同じ最高レベルの栽培・醸造を行っているお値打ちの1本です!!
メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、カベルネ・フラン10%の栽培比率で、平均樹齢40年を超える古樹のブドウのみを使用しているため、並外れた凝縮感のある味わい。
ブラックフルーツ、プラム、カシス、チェリー、黒鉛、スパイスといった複雑なアロマが楽しめます。
特に2011年は、すでに10年以上の素晴らしい熟成を経た1本。タンニンが丸みを帯び、今が飲み頃!もう少し熟成しても楽しめる1本です。