樹齢70年の古木由来の凝縮感、複雑性、キレのある酸を持つシャブリの真髄と言えるワイン
シャブリ地区7つの特級畑の中で最も高く評価されているレ・クロ畑をドルーアンは1.3ha所有。アリエ産オーク樽で発酵後、12ヶ月間フレンチオークで熟成されています。黄金色の美しい色合い、深く広がりのあるアロマ、厚みのある凝縮したコクやエレガントさ、長い余韻のバランスは芸術的です。
<ドルーアンが刻むシャブリの歴史>
1960年代のシャブリのぶどう畑は、フィロキセラからなかなか復興を果たせず打ち捨てられた状態にありましたが、ロベール・ドルーアンはシャブリのポテンシャルを信じていました。ロベールはシャブリが本来持つテロワールを生かしたワインの評価を高めたブルゴーニュの生産者のパイオニアです。
1968年 シャブリ地区に畑を取得
1969年 シャブリワインのファーストヴィンテージ(1968)発売
1988年 シャブリ地区において大手生産者で初めて有機栽培を導入
2007年 全自社畑(シャブリ以外含む)でビオディナミ農法を導入完了
1976年より除草剤などの化学薬品は一切使用せず、1988年からはエステートマネージャーのフィリップ・ドルーアンにより有機農法に、また1997年から10年をかけ、全自社畑をビオディナミ農法に転換しています。
このことは環境にやさしいだけでなく、何より同社のポリシーである純粋なテロワールの表現のためには最良の方法です。テロワールへの敬意、ぶどうの樹に対する愛着、そして彼らの経験と絶え間ない研究開発により、ぶどう本来の力量を発揮したワインが造られます。
- メゾン・ジョゼフ・ドルーアン
- 「3つ星レストランをはじめ、世界で愛されるブルゴーニュの誇り」
1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立され、140年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。また、ワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、世界の一流レストランをはじめ、世界中のワイン愛好家から絶賛されている、『ブルゴーニュの誇り』です。
ワイン造りにおいては、ドル-アンが追及する「エレガンスとバランス」という言葉が示す通り、各々のテロワールが生み出す本来の個性を最大限に引き出し、伝統を守りながら、味わいを追求し続けています。
- メゾン・ジョゼフ・ドルーアン スタイルの守護神 ヴェロニク・ドルーアン
- メゾン・ジョゼフ・ドルーアン・スタイルの「守護神」として、ヴェロニク・ドルーアンは、メゾンのエノロジスト、ジェローム・フォール=ブラックと共にワインの醸造を監督。また、3人の兄弟とともに、日々試飲を行い、品質管理も行っています。ディジョン大学のワイン醸造学修士の国家資格およびピノ・ノワール種研究によって高等ディプロマを取得。卒業後は、ボルドーのシャトー・フューザル、オレゴンのアデルスハイム・ヴィンヤード、アイリー・ヴィンヤーズ、そしてベセル・ハイツなどでトレーニングを受け、1987年にブルゴーニュに戻り、当時のメゾンのチーフ・エノロジスト・ローレンス・ジョバールの元で経験を積みました。2005年ジョバール女史引退後は、ドルーアン・スタイルの守護神として、ワインメーカーを引き継ぎ、現在に至ります。1987年のドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの設立時には、父のロベール・ドルーアンとともに尽力し、現在は、ブルゴーニュだけでなく、オレゴンのワイナリーの醸造も管理しています。ヴェロニクは、ドルーアン・スタイルの守護神として醸造責任者を務め、また、ドルーアン・ファミリーの一員としてワイナリーを牽引する役割を担う他に、3人の子供の母親であり、音楽とガーデニングを趣味にしています。
商品情報
●生産年:2020 ●生産社(者):ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン ●生産国、地域:フランス、ブルゴーニュ ●種類:白ワイン ●ブドウ品種:シャルドネ 100% ●サイズ:750ml ●味わい:辛口 ●合わせる料理:白身魚のバターソテー、カキのグラタン
- 品番1
- 0002-5734J
※準備数:12本