5つのグラン・クリュを使用した贅沢なロゼシャンパーニュ
アヤラは優良なヴィンテージを見出した際に“コレクション”の名を冠したシャンパーニュをリリースしています。「コレクション・アヤラNo.14」はアヤラにとってNo.8とNo.7に続く、3つ目のコレクションで、生産量が7,000本のみの大変希少なキュヴェです。ピノ・ノワール優勢のアッサンブラージュで仕立てられたロゼは多くのメゾンがリリースしていますが、アヤラはシャルドネをメインにアッサンブラージュしています。ピュアな味わいでありながら、熟成したシャルドネが持つ複雑な風味の贅沢なロゼシャンパーニュをお楽しみください。
この特別なロゼシャンパーニュは、アイの赤ワインを5%ブレンドすることで美しい色合いに仕上げています。シャルドネ60%とピノ・ノワール35%は白ワインとして醸造しますが、アイのピノ・ノワール5%は赤ワインとして醸造します。この赤ワイン醸造は2~3週間かけて行うことで、しっかりと色調が濃く、複雑な味わいのリザーヴワインに仕上がるようにしています。アッサンブラ―ジュされる量は少量ですが、しっかりとした複雑さを引き出す為にとても重要なリザーヴワインです。また、このNo.14という作品を通じて、アヤラのフィロソフィーと最高品質の5つのグラン・クリュ(アイ、シュイイ、クラマン、ル・メニル・シュール・オジェ、ヴェルジー)の素晴らしいキャラクターを強調したいと考え、アッサンブラージュは5つの畑を等しい比率で行っています。
チェリー色がかったバラ色 。フレッシュで爽やかさがあり、チェリー、南国の小さな花、マンゴー、ライチなどの香りがあります。フレッシュなライムを思わせる酸味と豊かなアタックがあります。白亜質土壌由来のミネラルがあり、カカオやブラッドオレンジのニュアンスと素晴らしく融合しています。フィニッシュのほのかに甘いキャンディーとグレープフルーツのような微かな苦みが全体を引き締めており、長く広がりのある余韻が感じられます。
- アヤラ
- 歴史 - 160 YEARS OF HISTORY
アヤラはもともとスペインの貴族の家柄であり、スペイン領であった南米で独立戦争を戦ったのち、コロンビアの外交官としてパリに赴任した父を持つエドモンド・デ・アヤラが、シャンパーニュ地方でシャンパーニュ造りを学んだことから彼らの醸造の歴史が始まりました。1860年にはマルイユ子爵の娘と結婚し、妻の所有していたアイのシャトーと、アイとマルイユ・シュール・アイの素晴らしいブドウ畑を手に入れました。そのクオリティは高く評価され、メゾン・アヤラは、たちまち英国などで高い人気を博しました。また、アヤラは18の名門シャンパーニュブランドが集まった、グランド・マルク組合の1882年設立時のメンバーであり、また、第二次大戦以前より、英国王室とスペイン王室御用達業者でした。2005年からは、ヨーロッパにおいて広くワインビジネスを展開するSJBの一員となっています。シャンパーニュのブドウ畑のほぼ中央に位置するアイにあり、規模的には非常に小さなメゾンです。家内工業的な経営のため、まさに「オート・クチュール」のシャンパーニュ造りを実現しています。
- アヤラブランドの進化
- エドモンド・デ・アヤラにより1860年に創業したアヤラは、当時ドサージュ100g/lほどの甘口が主流の中、1865年にドサージュ21g/lのみの辛口シャンパーニュを先駆者としてリリース。また1882年に作られたグランド・マルク組合の設立メンバーとなり、1908年には英国ロイヤルワラントの称号を獲得。2005年にはボランジェファミリーの一員に。醸造所はステンレスタンクに特化した最新鋭の設備に刷新され、シャープでスタイリッシュなブランドアイデンティティを確立しています。
商品情報
- 品番1
- 0002-3321J
※準備数:12本