日本の技、石川県輪島の伝統漆器
職人の手から手へ渡り124もの製造工程を経たものだけが名乗ることを許される輪島塗。木地づくりから完成まではおよそ2年もの歳月が流れます。多くの職人の美技が幾重にも重なった輪島塗は、重要無形文化財に指定された日本を代表する伝統工芸品の一つです。惜しみなく長い年月をかけ作られた輪島塗を、オリジナルのJALロゴ入りボックスに大切に入れてお届けします。きっと日常にとっておきの優美なひと時を演出するお手伝いをしてくれるはずです。ぜひ大切な方への贈り物や、あなたの生活に輪島塗を取り入れてみませんか?
木のぬくもりを感じながら、とっておきのひと時を
持ち手がないそのデザインには理由があります。漆器は陶磁器と比較すると熱伝導率が低く持ち手を必要としないため、手で直に器に触れ、木のぬくもりを感じながら使用することができるのです。またそのデザインゆえ、マグカップとして飲み物を楽しむことはもちろん、お酒を入れて普段の何気ない時間に色を添えたり、蕎麦猪口や副菜を入れる器などとして食卓を飾ることも。季節や時間を問わずさまざまなシーンに溶け込むそのデザインには、日本人の生活の知恵「一器多様」の精神が生きています。
伝統工芸品ながらモダンなデザイン
黒と朱は漆器の基本色であるが、それらを絶妙なグラデーションで塗り上げることで伝統工芸品ながらモダンなデザインに仕上げ、そこに蒔絵の技法で金粉を蒔き、上品にJALロゴを付しました。
長きにわたり愛用できる強さの秘密
ゆっくりと自然乾燥させ、光にかざすと透けるほどまでに薄く削られた木地は、その後職人たちが幾度となく天然漆の「塗り」「研ぎ(とぎ)」を繰り返すことで、次第に強さと美しさが備わっていきます。見た目の重厚感と相反する、その柔らかな手馴染みと軽さは、妥協なき職人たちの美技の結集です。
“生きた”日本工芸品
天然漆は、職人により四季折々日々変化する天候を見極め調整され、水分を取り込むと硬化し続ける性質があります。手間と時間を贅沢にかけ完成した輪島塗は、お手元に届いた後も“呼吸”を続け、私たちの生活をより豊かに彩ります。
- 田谷漆器店
- 江戸時代1818年(文政元年)より創業200年を超える輪島塗「塗師屋」。漆器の製作・販売・修理に従事しながら、国宝、重要文化財の修復も手掛けるなど、輪島塗による伝統文化の継承にも取り組む。輪島塗の可能性を追求し続け、自然と人が共生する新たなライフスタイルの提案を行う。
左から、[JALオリジナル]輪島塗 ぐい呑、[JALオリジナル]輪島塗 ゆらりカップ 、[JALオリジナル]輪島塗 フリーカップ、[JALオリジナル]輪島塗 ミラー
商品情報
- 品番1
- 0002-3033G-01