ロマネ・コンティを凌ぐ低収穫量で造られるモンテュス最高のキュヴェ
常に新しいテロワールを探していたアラン・ブリュモンは、1981年、タナ種のぶどうに理想的な10ヘクタールの完璧な斜面を見つけました。
La Tyre(ラ・ティル)と呼ばれるこの畑はカステルノー・リビエール・バス地区にある区画で、シャトー・モンテュスから数マイルの場所にあります。
ぶどう畑は南南西に面し、ぶどうの成熟には最適な暖かい、水はけの良い土壌。やわらかくエレガントなファーストアタック。凝縮感あるカシス、ダークプラムが、力強く感じられます。発酵期間は3~6週間に及びオーク樽で14~16ヵ月熟成。ノンフィルター。生産本数は1万本、タナの真骨頂といえるワインです。
La Tyreには、最高品質のぶどうを厳しく選別(30hl/ha)した成果があらわれています。収穫時期、ぶどうは箱に詰められて2、3日屋外に置かれます。その後、外気が5~8℃になる夜にワイナリーに運び入れます。
La Tyreの最初のヴィンテージは2000年で、それ以降、特別にぶどうの出来が良い年だけ生産します。
●収穫量:30hl/ha ●作付け:7,500本/ha
ギヨー型剪定。減農薬農法。剪定により、芽と房の数を絞り込んでいます。
複雑さを保つために無ろ過(ノンフィルター)で瓶詰めをしています。
●生産量:約10,000本
- ドメーヌ・アラン・ブリュモン
- 「伝統品種タナと唯一無二のテロワールで造る至高のグラン・ヴァン」
アラン・ブリュモンは知名度の高いボルドーの影に隠れ、その真価が正当に評価されていなかった南西地方の銘醸地、マディランとガスコーニュをブランドとして確立した生産者です。フォアグラやキャビアなどの高級食材の産地でもあるこの地を、ワインも含めて世界一のガストロノミーの産地として認知されるよう努め、この地方最高の生産者と謳われるようになってからも、アラン・ブリュモンはこの地にさらなる可能性を追い求め走り続けています。
- アラン・ブリュモン
- 1980年、このテロワールからグラン・ヴァンが生まれると直感したアランはシャトー・モンテュスと20haの畑を購入。これは彼の人生の大きな賭けでした。彼にとっては素晴らしい財宝のような土地でも、大きな平たい丸い石に覆われたこの地を誰もポテンシャルがあると思っていなかったのです。数年かけ、様々なぶどう品種を各テロワールに植え、独学で試行錯誤を繰り返す中、この地こそが最高品質のワインを生み出すテロワールに違いないという直感は、いつしか確信へと変わりました。
アランは1985年に、かつて誰も行わなかった、タナ 80%、カベルネ・ソーヴィニョン 20%というアッサンブラージュのシャトー・モンテュスを発売して大きな注目を集めてからも、テロワールを反映したグラン・ヴァンのリリースを重ね、フランスの著名なワイン評論家、ミッシェル・ベタンヌに「他のアイコンと呼ばれた人々が300年かけて築いた実績を、彼はわずか30年で成し遂げてみせた」と言わせるまでの生産者となったのです。
また以前はクラスマンとして知られている評価本“ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ”2020で、『フランス南西地方唯一の5つ星生産者』と評価されています。
商品情報
●生産年:2009年 ●生産社(者):ドメーヌ・アラン・ブリュモン ●生産国、地域:フランス、南西地方 ●種類:赤ワイン ●ブドウ品種:タナ ●サイズ:750ml ●味わい:フルボディ ●合わせる料理: 鴨のコンフィ、ジビエ、牛肉の赤ワイン煮
- 品番1
- 0002-3039H
※準備数:12本