「センセーション(五感)のシンフォニー」のような壮麗なワイン
この世界的に有名なエステートは、世界で最も古いエステートの一つであり、最も貴族的なフランスのファミリー、ラギッシュ侯爵家に属しています。14以上の所有者がひしめくなか、マルキ・ド・ラギッシュ家はモンラッシェ グラン・クリュにおいて、最も大きな土地で全体の25%を所有しています。この南東向きでピュリニー側にある一枚畑は1363年にマルキ・ド・ラギッシュ家の手にわたりました。ラギッシュ侯爵家はフランス革命まで、修道士にワイン造りを委託。第2次世界大戦後、モンラッシェにふさわしい高品質のワインを造るために、戦友でもあったドルーアン家2代目のモーリス・ドルーアンに栽培から販売まで一貫して委託。1947年以来、ドルーアン社がモンラッシェを手掛けています。
「プルゴーニュのプレステージ」(世界中でもっとも奥の深いワインとも言われている)白ワインを生産しているモンラッシェの丘は、不思議なことにあまり美しく魅力的な眺めであるとは言えません。
この「モンラッシェ Montrachet」という名前は、痩せた木が生い茂る貧土を意味する「rachet」からきています。「痩せて硬く、不毛の地」であるこの土壌は、地質学者からバトニアン石灰質と呼ばれており、これが偉大なシャルドネを育てる「テロワール」の特徴です。
白ワインの世界最高峰と呼ばれるモンラッシェ、はフルボディで香り高く、その上エレガントな味わいを感じさせます。瓶内で2,3年が過ぎると、モンラッシェ特有の複雑さと豊潤さを表してきます。
エキゾチックなフルーツ、ハチミツ、炒ったアーモンド、その他さまざまなフレーバーをかすかに持ち、ワイン愛飲者を長い余韻で楽しませてくれます。この壮麗なワインを言葉で表すことは非常に難しく、芸術的にいえば「センセーション(五感)のシンフォニー」がもっとも当てはまる表現であると言えるでしょう。
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- メゾン・ジョゼフ・ドルーアン
- 「3つ星レストランをはじめ、世界で愛されるブルゴーニュの誇り」
1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立され、140年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。また、ワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、世界の一流レストランをはじめ、世界中のワイン愛好家から絶賛されている、『ブルゴーニュの誇り』です。
ワイン造りにおいては、ドル-アンが追及する「エレガンスとバランス」という言葉が示す通り、各々のテロワールが生み出す本来の個性を最大限に引き出し、伝統を守りながら、味わいを追求し続けています。
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- メゾン・ジョゼフ・ドルーアン スタイルの守護神 ヴェロニク・ドルーアン
- メゾン・ジョゼフ・ドルーアン・スタイルの「守護神」として、ヴェロニク・ドルーアンは、メゾンのエノロジスト、ジェローム・フォール=ブラックと共にワインの醸造を監督。また、3人の兄弟とともに、日々試飲を行い、品質管理も行っています。ディジョン大学のワイン醸造学修士の国家資格およびピノ・ノワール種研究によって高等ディプロマを取得。卒業後は、ボルドーのシャトー・フューザル、オレゴンのアデルスハイム・ヴィンヤード、アイリー・ヴィンヤーズ、そしてベセル・ハイツなどでトレーニングを受け、1987年にブルゴーニュに戻り、当時のメゾンのチーフ・エノロジスト・ローレンス・ジョバールの元で経験を積みました。2005年ジョバール女史引退後は、ドルーアン・スタイルの守護神として、ワインメーカーを引き継ぎ、現在に至ります。1987年のドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの設立時には、父のロベール・ドルーアンとともに尽力し、現在は、ブルゴーニュだけでなく、オレゴンのワイナリーの醸造も管理しています。ヴェロニクは、ドルーアン・スタイルの守護神として醸造責任者を務め、また、ドルーアン・ファミリーの一員としてワイナリーを牽引する役割を担う他に、3人の子供の母親であり、音楽とガーデニングを趣味にしています。
商品情報
- 品番1
- 0002-3038H
※準備数:12本