おせち

2024.05.30

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おせち料理の値段はどれくらい? 人数や段数ごとの相場をチェック

お正月の食卓を彩るおせち料理を手作りで用意するのは時間と手間がかかり、大変な仕事です。
以前は数日かけておせち料理の準備を行う家庭も多くありましたが、最近では百貨店やスーパーでおせち料理を買う家庭や、通販やインターネット注文でおせち料理を購入する家庭も増えてきています。

おせち料理を購入するにあたって、「どれくらいのサイズのものを購入すればよいだろう」「予算はどれくらいを考えておけばよいだろう」などと気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、店舗やネットなどでおせち料理を購入する場合の人数当たりの段数、大きさの目安、おせち料理の値段相場について解説します。
おせち料理の購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

おせちについての詳しくはこちらのページで解説しています。

おせち料理を購入するのが主流?

近年、お正月におせち料理を食べる家庭の多くが、おせち料理をお店や通販などで購入しています。
以前は、おせち料理を各家庭で手作りすることが一般的でしたが、さまざまな理由によりおせち料理を購入する人が増えつつあります。

おせち料理を購入する理由

  • 手間がかからず、年末年始をゆっくりと過ごせる
  • 自宅まで届けてもらえて便利
  • 有名店の味を楽しめる
  • 和・洋・中とさまざまなジャンルがあり、飽きない など

自宅でおせち料理を作ると、毎年同じ品目になってしまいがちです。
しかし、お店や通販のおせち料理には和・洋・中とさまざまなジャンルがあり、毎年違った味わいを楽しめます。
人気の料亭や予約の取りづらい有名店などがプロデュースしたおせち料理を気軽に味わうことができるのも魅力の一つです。

おせち料理の相場

おせち料理は、分ける人数によって適した重箱のサイズや段数、値段相場が異なります。
おせち料理を自宅用や贈り物として購入する際は、あらかじめ予算について考えておくとスムーズに手配できます。

ここからは、人数に適した重箱のサイズと値段相場について解説します。

2~3人用

2~3人用のおせち料理の値段相場とサイズの目安は、それぞれ以下のとおりです。

値段相場
8,000円~1万6,000円程度
重箱のサイズ目安
6~6.5寸(約18~20cm弱)サイズの二段重度

パートナーと2人で分ける場合や、小さいお子さまのいる3人家族で分ける場合は、6~6.5寸サイズの二段重がおすすめです。
このサイズは、黒豆や田作り、伊達巻などの定番の品目が揃っていることが一般的です。

料亭や有名店が監修するおせち料理はもう少し値段が高くなり、2万円程度の商品もあります。

3~5人用

3~5人用のおせち料理の値段相場とサイズの目安は、それぞれ以下のとおりです。

値段相場
1万3,000円~2万円程度
重箱のサイズ目安
6~6.5寸(約18~20cm弱)サイズの三段重

4人家族や友人でおせち料理を楽しみたい方には、6~6.5寸サイズの三段重がおすすめです。
2~3人用のおせち料理に入っている定番の品目はもちろん、アワビやエビ、ホタテなどの海産物を使用した料理が入っていることが一般的です。

高級な食材が多く使われている商品や、有名店が監修するおせち料理は2万円以上する場合もあります。

5~6人用

5~6人用のおせち料理の値段相場とサイズの目安は、それぞれ以下のとおりです。

値段相場
3万円~4万円程度
重箱のサイズ目安
8~8.5寸(約24~26cm弱)サイズの三段重

5人以上を目安としたおせち料理は、品目も多くボリュームたっぷりの商品が一般的です。
7人以上の場合には、段数の多い商品を選ぶほか、3~5人用のおせち料理を2つ購入する方法もあります。

おせち料理の単品購入も人気

おせち料理を購入する場合、完成品として重箱に盛り付けされているタイプを購入するケースが一般的です。
一方で、昆布巻きや黒豆などを単品で購入できるお店や通販・インターネット注文も存在します。

おせち料理に含まれるすべての品目ではなく、定番の品目のうち数点を詰め合わせた簡易版おせち料理のような商品もあり、通常のおせちよりも安い値段で必要な分だけ購入することが可能です。

また、黒豆や栗きんとんなど、おせち料理のうち好きな品目だけを購入し、お雑煮やおせち料理以外の料理と一緒に楽しむ家庭もあります。
こういった背景により、おせち料理の単品購入は増加傾向にあります。

おせち料理の中身については、こちらのページで詳しく解説しています。

おせち料理の購入で後悔しないためのポイント

お店や通販・インターネット注文を利用しておせち料理を手配する場合、購入先や品目の内容などの選択肢は非常に多くあります。

多くの選択肢からおせち料理を選ぶには、それぞれの商品を比較検討するポイントを押さえることが大切です。
ここからは、おせち料理を購入する際に後悔しないためのポイントを解説します。

人数に合ったサイズを選ぶ

おせち料理は、食べる人数に合わせてサイズを選びましょう。
食卓を囲む人数に対しておせち料理が足りないと、満足度が下がってしまいます。

一方、おせち料理が多すぎると、食べ残しが出てしまい、処分に困ってしまうことが考えられます。

「何人で食べるのか」「おせち料理以外の料理も用意するのか」など、状況に応じて購入するサイズや品目数を選びましょう。

信頼できる購入先を選ぶ

通販やインターネット注文でおせち料理を購入する場合は、手元に届くまで実物を見ることができません。
「手元に届いたおせち料理が商品写真と異なる」といったトラブルを防ぐためには、事前のリサーチが重要です。

前年までの口コミや実績をチェックしながら、できるだけ信頼できる購入先を選ぶことを心がけましょう。
なお、人気店が監修するおせち料理は予約受付終了前に売り切れてしまう場合があるため、早めの予約がおすすめです。

状況に合わせてタイプを選ぶ

市販されているおせち料理には、冷蔵タイプと冷凍タイプがあります。

蔵おせちと冷凍おせちの特徴

冷蔵おせち
賞味期限が比較的短い
解凍する必要がなくすぐに食べられる
冷凍おせち
賞味期限が長い
解凍に時間がかかりすぐには食べられない

通販やインターネット注文で購入した場合、元日の少し前にお届けされることが一般的です。
自宅の冷蔵庫・冷凍庫のスペースやおせち料理が届く日程を考慮して、保存しやすいタイプを選ぶことが大切です。

おせち料理を食べる人数や期間に応じて、冷蔵タイプと冷凍タイプのどちらを購入するかを決めて、選んだタイプに応じた形で保存しましょう。

冷凍おせちについては、こちらのページで詳しく解説しています。

予算や人数に合わせて満足できるおせち料理を選ぼう

最近は、おせち料理を手作りするのではなく、購入して楽しむ方が増えています。
デパートや百貨店での販売だけでなく、通販やインターネット注文などでも有名店や高級ホテル、レストランが監修するおせち料理が手に入りやすくなりました。

また、重箱に詰められたおせち料理だけでなく、黒豆や田作りのみなどを単品で購入できるショップも増えています。
これにより、好きな品目だけを購入し、ほかの料理と一緒に食卓を飾るといった従来とは異なる形でおせち料理を楽しむことも可能です。

購入するのに適切なおせち料理は、食べる人数や予算に合わせて変わってきます。
通販やでおせち料理を購入する場合は、新年をガッカリした気持ちで迎えることのないように、信頼できるところで購入することを意識しましょう。

ご自身の家庭にピッタリのおせち料理を選んで、よいお正月を迎えてくださいね。