【ハモン バターレ】パタネグラ グランレゼルバ20ヶ月以上熟成
極上の生ハムを製造する「レゼルヴァ・バターレ社」
スペインの南部の都市、グラナダ。 シエラネバダ山脈を仰ぐ広々とした牧場が、「純粋デュロック豚」のふるさとです。 バターレグループは、1980年代半ばからここに拠点とし、牧場・熟成庫・カット工場すべてを構えています。 デュロック豚に魅せられ、スペインにおけるデュロック豚の飼育の先駆者と呼ばれるようになった彼らは、 パイオニアとしてこの品種で作られる「ハモン(生ハム)」のみを専門に扱ってきました。
「デュロック豚」とは?
デュロックは、アメリカに起源をもつ、赤色の毛を持つ豚です。 背脂肪はやや厚くなりやすく、深い味わいの赤身と霜降りのような細かいマーブル調の上質な脂身ができます。 他の品種に比べて、筋肉内に脂肪が沈着しやすく、脂肪に甘みのある柔らかい豚肉として人気を集めています。
バターレ社が独自でブレンドした、トレーサビリティ100%の穀物飼料を与えられたデュロック豚たちは、 シエラネバダ山脈のふもとで放牧され、自由に歩き回り、生えている牧草や香草などを食べて育ちます。 最高の環境の中で大切に育てられたからこそ、なめらかな舌触りと上質な脂身をまとった最高の肉質になります。
美味しさの秘密
長い時間をかけてゆっくりと深みをました味わいは格別。 薄い一枚に20ヶ月以上の濃厚さがあり、低い温度でもじわじわと溶ける脂肪となっています。 封を開けると、赤身の部分は熟成を経てしっかり引き締まっているのに対し、 脂身の部分は室温でもわずかに溶けだしていて、ツヤがかっているのがお分かりいただけるでしょう。
自然放牧の中で育てられたバターレ社のデュロック豚は、 運動量が他社の豚より多く、高密度の筋肉繊維を持ちます。 このため、脂肪の部分は口のなかで簡単に溶け、 逆に密度の濃い部分は深みがあり、肉の旨味が凝縮された深い味わいをお楽しみいただけます。