シャトー案内
シャトー・モンブスケは、ボルドー地方の右岸、サンテミリオン地区のグラン・クリュ・クラッセです。およそ32ヘクタールの畑には、メルローを中心に、カベルネ・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨンが植えられています。
また、白ワインの「シャトー・モンブスケ・ボルドー・ブラン」も、このシャトーで作られています。
シャトー・モンブスケは16世紀後半に誕生しましたが、1945年ころにはやや荒れてしまっていました。ケール家がまずこのシャトーを買い取り、また後年にジェラール・ペルスに買収され、醸造学者のミシェル・ロランがコンサルタントを務めるようになりました。
この数十年の間に、シャトー・モンブスケのワインの味わいと品質、そして評価は素晴らしく上昇しました。
2006年にサンテミリオン・グラン・クリュに昇格し、ワイン評論家ロバート・パーカー氏からは「ボルドー全体ではないにしろ、おそらくサンテミリオンで最も魅力的で官能的なワインだ。」と評されています。