シャトー案内
有名ブランド「シャネル」所有のシャトー
1661年、貿易商のローザン氏によって創設された歴史あるシャトー、それがシャトー・ローザン・セグラです。フランス革命により【ローザン・ガシー】と分割されましたが、1855年の格付けでは、【ムートン・ロートシルト】に次ぐ、2級の2番目と高い評価を得ています。
1960年代、70年代には、その格付けに見合った評価がされない時期もありましたが、80年代に入ってからは、発酵槽をステンレス製に一新するなど、評価を高めてきました。また、1994年にシャネルがオーナーとなってから、減農薬栽培を取り入れ、大規模な排水設備の完備、セラーの新設など、総額6億円にも及ぶ投資と数々の改革を行い、2級最高位の名声を完全に取り戻したのです。また、畑の“リュット・レゾネ(減農薬栽培)”にも積極的に取り組むなど、様々な改革にも取り組んでいます。
ローザン・セグラのワインは、マルゴーらしい優美で滑らかな口当たり。色は深く、スパイスを感じさせる香りや、ジャムのような濃縮感があります。タンニンが多めで、飲み頃になるまでには10~20年の熟成が必要と言われている忍耐が必要なワインなだけに、今すぐ美味しく飲めるオールド・ヴィンテージワインがオススメです。