メゾンの最高技術が注がれたアヤラのオート・クチュール
2006年からアヤラに参画したカロリーヌがシェフ・ド・カーヴ就任後に手掛けた初のヴィンテージ。リンゴ、オレンジ、パンデピス(ジンジャーブレッド)などの複雑な香りがあり、ヘーゼルナッツやタバコのニュアンスが感じられます。 ミネラリティ―があり、凛とした印象。ピュアでフレッシュなミントの風味があり、りんごや洋梨のコンポートのような果実味に、フルーティーで深みのあるカカオ、レモンバーベナなど様々な味わいが溶け込んでおり、非常に長い余韻があります。ピュアさと繊細さを持ち合わせながら、熟成した奥深さのある芸術的一品です。
【環境に配慮した高級感のある木箱】
100%リサイクル可能な環境に配慮した高級感のある木製ボックスを使用。生分解性接着剤を使用し、FSC(Forest Stewardship Council 森林管理協議会)やPEFC (Programme for the Endorsement of Forest Certification森林認証プログラム)など森林保全団体から認証を受けています。
【ラ・ペルル2012 / 造りのこだわり】
コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスにある4つのグラン・クリュで収穫されたぶどうを贅沢に使用。
カロリーヌがそれぞれの畑の個性を引き出すアッサンブラージュでメゾンのスタイルを表現し、コルク栓をして澱を残したままセラーでゆっくりと8年以上瓶内熟成を行うため、非常に複雑なアロマが生み出されます。2012年のシャンパーニュは総じて最高評価を得ていることが多く、ピュアリティーを追求した造りのラ・ペルル2012にとっても最高のヴィンテージとなりました。
【生産本数】
ラ・ペルル2012は生産量が4,000本のみの大変希少なキュヴェです。
- アヤラ
- 歴史 - 160 YEARS OF HISTORY
アヤラはもともとスペインの貴族の家柄であり、スペイン領であった南米で独立戦争を戦ったのち、コロンビアの外交官としてパリに赴任した父を持つエドモンド・デ・アヤラが、シャンパーニュ地方でシャンパーニュ造りを学んだことから彼らの醸造の歴史が始まりました。1860年にはマルイユ子爵の娘と結婚し、妻の所有していたアイのシャトーと、アイとマルイユ・シュール・アイの素晴らしいブドウ畑を手に入れました。そのクオリティは高く評価され、メゾン・アヤラは、たちまち英国などで高い人気を博しました。また、アヤラは18の名門シャンパーニュブランドが集まった、グランド・マルク組合の1882年設立時のメンバーであり、また、第二次大戦以前より、英国王室とスペイン王室御用達業者でした。シャンパーニュのブドウ畑のほぼ中央に位置するアイにあり、家内工業的な経営のため、まさに「オート・クチュール」のシャンパーニュ造りを実現しています。
- アヤラブランドの進化
- エドモンド・デ・アヤラにより1860年に創業したアヤラは、当時ドサージュ100g/lほどの甘口が主流の中、1865年にドサージュ21g/lのみの辛口シャンパーニュを先駆者としてリリース。また1882年に作られたグランド・マルク組合の設立メンバーとなり、1908年には英国ロイヤルワラントの称号を獲得。1920年代には年間100万本もの生産を誇る黄金時代を迎えました。2005年にはボランジェファミリーの一員に。醸造所はステンレスタンクに特化した最新鋭の設備に刷新され、シャープでスタイリッシュなブランドアイデンティティを確立。2017年には再び生産量100万本に到達しました。
商品情報
- 品番1
- 0002-3037H
※準備数:24本