シャルドネは、フランスやアメリカといった世界各地で栽培されている、白ワイン用のブドウの代表的な品種です。
生産地によって風味は大きく異なりますが、基本的には酸味やコクのバランスが良く、癖の少ない味わいをしています。多くの方が楽しみやすい品種といえるでしょう。

ピノ・ムニエとピノ・ノワールは、どちらもフランス原産のブドウ品種で、特にシャンパーニュ地方で重要な役割を果たしています。ただし、ワインのスタイルや特徴には大きな違いがあります。
ピノ・ノワールはフランスのブルゴーニュ地方が原産です。他の品種よりも栽培や醸造が難しく、ブルゴーニュ以外では生産できないといわれていましたが、近年は栽培地が増えています。
生産地の特徴が出やすいため、各国で個性的なワイン造りに使われている品種です。高級ワインとして有名な「ロマネ・コンティ」も、ピノ・ノワールから造られています。
イチゴやラズベリーに似た果実味と爽やかな酸味を持ち、比較的渋みは少なく、滑らかな味わいに仕上がるのが特徴です。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界各国で栽培されている赤ワインの代表的なブドウ品種です。フランスのボルドー地方が原産で、ボルドーワインの5大シャトー（1級格付け品）も、多くがカベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られています。
カシスやブラックチェリーのような香りとパワフルな果実味、深みのある色合い、しっかりした渋みなどが特徴です。
果皮が厚いため、濃厚なワインに仕上がる傾向にあります。

フランス原産の白ワイン用のブドウです。白ワイン用の品種としてはシャルドネに次ぐ生産量を誇り、ニュージーランドやアメリカのカリフォルニア州など、世界各地で栽培されています。
酸味が強く、独特の香りを持つのが特徴です。生産地によって味が異なり、冷涼な地域のソーヴィニヨン・ブランは爽やかな味わいに、温暖な地域のソーヴィニヨン・ブランは柔らかい口当たりに仕上がります。

ヴィオニエ：アロマティックで華やかな香り。アプリコットや桃、白い花の香りが特徴的で、リッチな口当たりです。
グルナッシュ・ブラン：果実味があり、厚みとふくよかさをプラス。柑橘系のニュアンスもあります。
ミュスカ：フローラルで甘やかな香りを与え、マスカットのようなフレッシュな果実感があります。

カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランは、主にボルドー地方で使われる代表的な赤ワイン用ブドウ品種です。
カベルネ・ソーヴィニヨン：カシスやブラックチェリーのような香りとパワフルな果実味、深みのある色合い、しっかりした渋みなどが特徴です。
メルロ：プラムやブラックチェリーのような香りが、特徴として挙げられます。
カベルネ・フラン：アロマティックでスパイシーな風味を加えます。 ブレンドに加えることで、香りや複雑さを増します。

シャルドネは、フランスやアメリカといった世界各地で栽培されている、白ワイン用のブドウの代表的な品種です。
生産地によって風味は大きく異なりますが、基本的には酸味やコクのバランスが良く、癖の少ない味わいをしています。多くの方が楽しみやすい品種といえるでしょう。

主にボルドー地方の白ワインでよく見られるスタイルです。とくに「ソーテルヌ」などの貴腐ワイン（デザートワイン）や、辛口の白ワインでもこの組み合わせは人気です。
セミヨンのリッチさをベースに、ソーヴィニョン・ブランがフレッシュさや香りの明るさをプラスするようなスタイルになります。

カベルネ・ソーヴィニヨンは力強くタンニン豊富で熟成向きです。メルローはまろやかで飲みやすく、果実味豊か。カベルネ・フランは香り高く軽やかで、ブレンドや単一でも魅力的な味わいです。

カベルネ・ソーヴィニヨンは力強く熟成向き、メルローは柔らかで果実味豊か、カベルネ・フランは香り高く軽やかです。プティ・ヴェルドは色濃くスパイシーで、ボルドーブレンドに深みを加える補助品種になります。